Pronto Editとのリンク


とにかく、ProntoEditを使えなければProntoの実力は発揮できません。とりあえずシリアルポート(COM1を推奨)に専用ケーブルを接続して、ProntoとPCを繋いでしまいましょう。

(注:COM1を推奨する理由として、ProntoEdit自体には接続先ポートを設定する項目がありません。おそらくCOM1から順番に検索しているような気がします。そのため、TAやモデムがCOM1にある場合、通信中だと遮断される可能性があるためです)

本来ならばPronto単体でもボタンの配置が可能ですが、バックアップをとる意味でも先に接続の方法を覚えてしまいましょう。

■ProntoからProntoEditへアップロード

Prontoからデータを吸い出す場合には、ProntoEditの【File】メニューからUpload From Prontoを選択するだけです。正しく接続されていれば、自動的にアップロードが開始されます。アップロードが終了したとき、ProntoEditが他のccfファイルを開いていた場合、吸い出したデータを現在開いているccfファイルにマージするのか、置き換え(Replace)するのか聞いてきます。

ここでおわかりのように、ProntoEdit自体は同時に一つのccfファイルしか扱えません。複数のccfファイルを扱う場合はファイルの数だけProntoEditを起動させる必要があります。また、異なるccfファイル間でのボタンのコピーなども出来ません。これがProntoEdit最大の弱点でもあるのですが、これはgallary.ccf(後述)を有効活用することで解決できます。(Mergeがある理由もここにあると思う)

■ProntoEditからProntoへダウンロード

ProntoEditで編集した内容をProntoに書き戻すときには同じく【File】メニューからDownload To Prontoを選択します。

場合によっては「ホントに書き換えてイイの?」というメッセージが表示されますが、後述するバックアップをとることでミスを防ぐことができますので遠慮なくやってしまいましょう。数秒後にProntoが再起動し、書き戻されたデータでProntoを使用することが可能となります。

■バックアップは厳重かつ慎重に

Pronto Editからccfファイルのアップロード/ダウンロードを繰り返していると、どのccfファイルが最新版なのかわからなくなるときがあります。そこで書換え作業を始めるときにはPronto Editのみ立ち上げ、Prontoから最新版をアップロードしてからccfの書換えを行うようにするとよいと思います。また不慮の事故に備え、ccfは複数のバックアップを取ることをお勧めします。


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