Gallary.ccfの活用


■Galleryは絶対必要!

前述したとおりProntoEditは同時に一つのccfファイルしか編集できません。また、もう一つの難点としてccfファイル間でのボタンのコピーができないという点があり、ほかのccfを活用しにくくなっています。しかしProntoEditにはGallaryという機能があり、これをつかうことでオリジナルのボタンデザインなどが活用できるようになります。

ほかのccfファイルを編集しているときにGallaryを編集することはできないので、最初にパネルやボタンのイメージを固めてからGalleryを編集し、その後実際の作業を行うのが効率がよいといえます。

ちなみに私が使っているのは下記のようなボタンデザインのものにアレンジを加えて使用しています。

■Gallery.ccf

ProntoEditのGallaryボタンを押すと、登録されているボタンやフレームを呼び出すことが可能です。よびだされたボタンやフレームはマウスドラッグのみでパネル上に配置することが可能ですが、あらかじめ登録されているボタンやフレーム以外にも、よく使うボタンなどを登録することができます。登録や編集を行う場合もProntoEditを使用します。

ProntoEditがインストールされているフォルダ内にGallery.ccfというファイルがありますので開いてみます。(自動的にProntoEditが起動します)

Gallery.ccfを開いた場合、若干違うのはHOMEがGALLERYという名称に変わっていることです。

ここにPanelを追加し、自分がよく使うボタンやフレームを配置すると、ProntoEditですぐに呼び出すことができます。デバイスやマクロは一切使用しません。

<Gallery.ccfの一例>

■Gallaryの使い方

自分で編集したGallery.ccfはProntoEditの【Tool】メニューからGALLERYを選択するか、ツールバーの左から10番目のボタンで呼び出すことができます。呼び出した後はパレットウインドウになるので、そこからドラッグ&ドロップでパネルにボタンやフレームを配置することができます。


ボタンの配置とプロパティ